皆さんは普段道路を走っていて気になりませんか?道路の傍らのごみの山です。特に郊外とか幹線道路のわきにゴミが放置されているのです。多分皆様も目にしていると思います。
道路は共有の借りものです。その道路を借りて皆さんは走行しています、決してあなたの専用物ではないのです。
先日も直接目にしたので投稿します。こんなことがなくなれば道路が、地球が汚れずに済んでそれらをかたずける手間なりコストが削減されるのに。
SDGsというのがありますがポイ捨ては根本の問題と思います。
ポイ捨て遭遇しました。誰かが見ています。
遭遇① 先日 一般国道(国道357)を走行中に信号で止まった車(10t以上のトラックでした)の窓からビニール袋に入ったごみ袋がわきの路側帯に投げ出されました。
ごみの大きさや形から想像でコンビニで購入した弁当らしき空き容器とカップ麺の空いたものと見えました。その車はなんのためらいも躊躇もなく、普通に窓を開けて”ポイ”と投げていったのです。
私はクラクションを鳴らして警告しました。いや「した」つもりです。しかしトラックは「うるさい」と云わんばかりにこちらをにらんで行ってしまいました。
改めてその投げ捨てられたごみを見たら、周りにもいっぱいゴミが散乱していました。きっとトラックのドライバーもいっぱいゴミがあるんだから自分も「いいじゃん」と思ったのでしょう。
私は捨てられたごみを回収すればよかったのだろうか?。いや「無理です」だってゴミは大量にあったし、こちらも仕事中だったから。
遭遇②
高速道路走行中です。何人かが乗っている様子。人数確認はできなかったのですが、助手席、後ろの席にも何人かが乗っていました。白い乗用車(大きさがセミ、セダンタイプ)。
関越道での遭遇でした。こちらは時速90Kmくらいで下り車線を走行しています。3車線あったのですが普通に第2車線を走行していました。
たまに見るルームミラーから白い車の接近が確認できました。結構な勢いで追い越し車線に移動、こちらの車を追い越していきます。追い越しを終えて走行車線に移動し私の車の前50m位先に車線変更してきました、さらに第1走行車線に移動、その時でした。
助手席の窓からいきなり女性らしき腕が伸びてきました。窓からは白いビニール袋らしき物体が行ったり来たりしました。「えっ!」っと思っていたら、すぐあとに白いビニール袋車内からガードレール手前に落ちていきました。
勢いを探って白いビニール袋は窓の中と外をいったり来たりしてたのでしょう。勢いをつけてガードレールの外へ捨てることでも考えたのかもしれません。
私は「愚かなことを」と思いました。何もすることはできません。ただ悲しい思いをし、この情景を嘆いていました。後ろの席に次世代を担う子供が乗って居ないことを望んでいました。
遭遇③
平日14:00過ぎの都内「言問い通り」片側2車線のさほど広くない一般道でした。交番が近くにありお巡りさんも中にいました。
左側(第1走行車線)に4トンの箱型トラックが止まっていました。こちらはその停車トラックを追い抜こうと走行車線から追い越し車線に車線変更をしようとした時でした。運転席の窓からカップ麺の容器が見え、容器から中身を捨て始めました。
なんと、窓から中身を外に捨て始めたのでした。中身(麺まで)確認できなかったのですが、道路上に汁は巻き散らかされていました。交番も近くにあったのですが、捨てたドライバーは悪いと思っていないのでしょう。全く平気そうに投げ捨てていました。
こんな悲しい遭遇を何回か体験しました。皆さんはいかがでしょう?私はこんな光景を何度か目にしました。私以外にもきっと目撃されているはずです。必ず誰かが見ています。
このままで子供たちに未来を残せるのか
私たちは道路を借りて営業(タクシー営業)をしています。お客様を安心安全に目的地までお送りしています、私たちだけではなく車を運転、もしくは歩いても自転車に乗っても道路を利用している人たちは道路を借りて利用しているのです。
道路上もしくは道路のわきに落ちているごみの量、種類などのデータの一部を紹介します。
散乱実態調査 (広域社団法人食観協のデータを引用してます)
2000年度、2001年度、2003年度の調査のまとめです。 首都圏、近畿圏の「散乱ごみ観測地点・90ヵ所」で継続的に定点調査した結果です。
落ちているごみの分類別
1位 | たばこの吸い殻 |
2位 | 容器梱包。包装(飲料容器以外) |
3位 | 紙屑、その他 飲料容器 |
不法投棄とは
なぜ不法投棄をするのか
ごみがごみを呼ぶ
ひとたびごみを捨てれば、そのごみがまた新たなごみを呼び、その場所が不法投棄の名所になってしまいます。一度不法投棄の名所になってしまうと、たとえごみを撤去してもまたすぐに不法投棄され、多大な処理費用だけがかかるようになります。
不法投棄は悪いことです。
不法投棄は、道路の美観を損ねるだけでなく、その廃棄物から出る有害物質が地中に浸透し土壌や地下水等を汚染し、環境破壊を招きます。また、不法投棄の処理にかかる多額の費用は、税金によって賄われます。不法投棄をする者が支払うべき対価を、私たちの税金で賄っていることになるのです。
軽い気持ちかもしれないが5万円以下の罰金!
どうにも信じられないことに、ときどき走行中のクルマ、あるいは停車中のクルマから、道路にタバコの吸い殻や、ペットボトル、空き缶、ゴミなどを、ポイッと捨てていく輩がいる。なんで自宅までもしくは施設のごみ箱まで持って帰えれないのだろうか。持ってかえろよ。途中dえコンビニに寄ったときに捨てさせてもらえよ。って痛感します。
車からのポイ捨ては『道路交通法第76条第4項第5号』の違反となります。
ゴミを捨てるな
本人は、軽い気持ちで、ちょっとしたマナー違反ぐらいに思っているかもしれないが、クルマから道路にゴミを捨てるのは、立派な犯罪行為にあたる。道路交通法第五章「道路の使用等」(道路における禁止行為等)第七六条に「道路において進行中の車両等から物件を投げること」を禁止行為として定めているからだ。
公益社団法人全日本トラック協会(JTA)さんがキャンペーンでトラックからのごみのポイ捨て、道路の環境整備などのキャンペーンを積極的に行ってくれている。
「ゴミのポイ捨て」犯罪の抑制を行えば町も、道路もきれいなまま後世に残せると思う。
掃除、整備のために使っている税金をもっとほかのことに回せるし、そして何より自分の子供たちへの教育になる。必ず見ている人がいます。子供たちの模範となることが教育だと思います。
SDGsで17項目の中に環境に関する項目も何項目かあります。エネルギーの話、働きがいや経済成長の話も出てくれば、まちづくりの話まで出てきます。これらはまさに先進国である日本も密接に関係する目標です。
目標達成の為だけではなく後世の、または自分の子供たちへの残すものとして、身近な環境の保全、汚さないという気持ちを持ち続け、大事にしていきたいものです。
小さなことですが各々個人が心がけをすることが大きなことをなすための大事なことです。これからも心にとめて生活していきたいものです。