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高速大師橋の架け替え工事は総費用100億円。大林組の3つの知恵

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いよいよ今日「高速1号線大師橋」の付け替えが行われます。

私もこの高速はよく利用します。すごい工事なのですがわずか2日で入れ替わるのです。実際現場を見てみたいのですが見れません。

様々な映像を集めてみてみることにしました。実際はすごい工事なので非常に興味があります。皆様もぜひご覧いただき感動しましょう。

経緯

高速大師橋は1964年に開通した首都高1号羽田線の橋です。開通から50年以上経過し老朽化が進んでいました。1日8万台以上が走行するといわれるこの大師大橋はかなりの傷みが発見されたそうです。1200か所以上の亀裂が見つかりました。ところどころにセメントなどの剥がれなども見つ借りました

そのため首都高速道路株式会社は2018年から架け替え工事を実施しています。

架け替え工事は2023年6月に完了する予定です。

新しい橋は鋼製のトラス橋で耐震性や耐久性が向上しています。また歩道や自転車道も整備される予定です。

今後の強固な橋、今後想定される東海地震などにも耐えられる橋の架け替えとなりました。今後100年以上持ちこたえる耐久性を持った新しい橋に付け替えることとなったそうです。

首都高速1号線 高速大師橋リニューアル

珍しくはない工法(スライド工法)

スライド工法は既存の橋を撤去せずに新しい橋をその上に乗せてスライドさせ橋を架け替える方法です。

この工法は従来の方法に比べて工期が短く交通への影響が少ないなどのメリットがあります。

スライド工法は過去にもいくつかの橋で採用されています。例えば、2011年に架け替えられた首都高中央環状線の江戸橋ではこの工法が採用されました。

江戸橋は首都高中央環状線の主要な橋梁の一つでこの工法によって工期を従来の半分以下に短縮することができました。

メリット

この工法は既存の橋を撤去せずに新しい橋をその上に乗せてスライドさせ橋を架け替える方法です。この工法は従来の方法に比べて工期が短く交通への影響が少ないなどのメリットがあります。

デメリット

例えばこの工法では新しい橋を精密に製造する必要があります。橋をスライドさせる際には橋の重量に耐えられるようにしっかりした土台が必要となります。

スライド工法は従来の方法に比べて多くのメリットがある工法です。

今後この工法はより多くの橋の架け替えに採用されることが期待されています。

 

今回の架け替え工事費用は

首都高1号羽田線の高速大師橋の架け替え工事の総費用は約100億円とされています。

この費用は橋の架け替え工事費のほか通行止めに伴う迂回交通費や工事期間中の周辺地域への影響補償費などが含まれています。

 

工事請負業者

首都高1号羽田線の高速大師橋の架け替え工事は大林組が請け負っています。

大林組は日本の大手建設会社でこれまでに多くの橋梁の建設工事を手がけています。

首都高1号羽田線の高速大師橋の架け替え工事ではスライド工法が採用されており大林組はこの工法を成功させるために精密な設計と施工を行っています。

2週間でできるスライド工法

今回の工事は2週間。何故これだけの短時間でこれだけ大きい橋の入れ替え工事ができるのか?

今回のスライド工法に3つの特徴があります。

  • 橋が非常に大きいため両岸の建物に影響が出ないように川に沿って斜めにスライドさせる工法です。
  • 橋の上の装備(あかり、防護塀、雨用水処理など)はすべて装備してからのスライド
  • 雨でも工事可能な体制(装備、工法含む)

これらの知恵が今回の工事には取り入れられています。さすがは大林組。至れり尽くせりですね。

これらの知恵でわずか2週間で大きな「高速1号大師橋」が入れ替えることができるわけです。

この先も大震災に向けいろいろと橋などの入れ替え工事が続くと思われますが工事の過程を目に焼き付けて技術の進歩を体感したいと思います。

 




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